第二回テーマ ◇地域活性化のためのネットワークづくり
講師 ・内閣官房地域活性化伝道師 竹田 純一氏
日時 ・平成21年 11月15日(日) 13時30分~16時00分
場所 ・富山市五福公民館(2F:中会議室)
富山県富山市五福4431-1 ℡ 076-441-7079
講師プロフィール:竹田 純一
東京農業大学学術研究員 山村再生支援センター事務局長
(財)水と緑の惑星保全機構 里地ネットワーク事務局長
昭和35年生まれ。1983年中央大学法学部卒業
金融機関、英国技術開発シンクタンク研究員、
日本リサイクル運動市民の会(らでぃっしゅぼーや)を経て、1998年より現職、
(財)水と緑の惑星保全機構事務局次長・里地ネットワーク事務局長。
トキの野生復帰連絡協議会事務局長
自然再生を推進する市民団体連絡会事務局長
田園自然再生コンクール審査委員(農水省)
こどもホタレンジャー審査委員(環境省)
地域活性化伝道師(内閣府)
森づくりコミッション運営委員(林野庁)他。
『森里川海の自然再生』(共著)中央法規出版
『エコシティーみなまたの歩き方』(共著)合同出版
『コミュニティービジネス』(共著)中大出版 他多数
◇メッセージ
里地里山は、国家戦略の中では生物多様性条約にもとづく戦略の中で位置づけられている。
日本の生きもののおよそ半分の種は、里地里山の生きものである。
里地という言葉は、実は新しい。人の営みと関わりがない自然がある奥山と、人と関わりのある自然がない都市の間を指すものとして、里地自然地域という概念ができた。
1994年~96年に、国の長期ビジョンの中で循環型社会や持続型社会といった観念が出てくると、里地自然地域という概念が薄れた。しかし、同時期に生物多様性条約という、国際社会の中で生物の多様性を重視しようという条約ができ、それに基づいて日本も生物多様性国家戦略をたてた。
環境省では、生物多様性の観点から新たに「里地里山」という概念を設け、どのように保全していくか、環境省以外に農水省、林野庁、国土交通省、自治体、さらには住民、NPOができることが何かを考え、対策を検討している。里地ネットワークでは、人が持続的に暮らしていけるような循環型社会づくりというスタンスで保全活動から政策づくりなどの取り組みをおこなっている。
実施要領
13:30~13:35( 5分)
・内閣府地域活性化推進室参事官挨拶(趣旨説明)
13:35~13:40( 5分)
・地域活性化伝道師・地域の担い手の方々の紹介
13:40~13:55( 15分)
・「バンブー・セイブ・ジィ・アース」の活動についての発表
14:00~14:10( 10分)
・呉羽丘陵周辺地域の各取組団体のネットワークづくりと課題
14:15~14:20( 5分)
・小休憩
14:20~16:00(100分)
・伝道師の助言と取組における相談
当地で行なわれている環境整備・保全活動を、情報交換や人的交流、そして、事業化への仕組みを検討する組織づくりのネットワークによって、地域活性化に結びつける方策をみつけていきたいと考えております。
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